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エヴィクサー、第27回東京国際映画祭共催企画 映画「舞妓はレディ」のバリアフリー上映にACR技術を提供

作成者: 964|Oct 7, 2014 3:00:00 PM

報道関係者 各位
プレスリリース

2014年10月8日
日本エヴィクサー株式会社
プレスリリース文PDF


エヴィクサー、第27回東京国際映画祭共催企画
映画「舞妓はレディ」のバリアフリー上映にACR技術を提供



ACR(自動コンテンツ認識)技術の開発を手がける日本エヴィクサー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀧川 淳、以下エヴィクサー)は、2014年10月23日から開催される第27回東京国際映画祭の共催企画である映画「舞妓はレディ」のバリアフリー上映にACR技術を提供することとなりましたので、ご案内申し上げます。

本上映は、情報保障サービス「UDCast」において、映画本編とバリアフリー字幕・英語字幕・音声ガイドの表示をACR技術(音声透かし技術)によって同期させ、字幕はメガネ型ウェアラブルデバイス(オリンパス社MEG(試作機)、エプソン社MOVERIO)に表示し、音声ガイドはスマートデバイス(iOS)で聞くことができるというものです。ACR技術の採用により、電波や無線LANを必要としないため、映画館の設備投資を最小限にする新しいバリアフリー上映の仕組みとして提案されています。

情報保障サービス「UDCast」について

映画や放送番組、Web動画、展示施設やイベント会場などのコンテンツをスマホやタブレットPC(セカンドスクリーン)の専用アプリを使ってバリアフリー化させるサービスで、NPO法人メディア・アクセス・サポートセンターとPalabra株式会社の共同開発によるものです。
URL: http://www.udcast.net/ (外部サイト)

第27回東京国際映画祭共催企画「映画の未来〜新しい映画鑑賞システムを体験!!」について

映画の未来~新しい映画鑑賞システムを体験!!
Future of Films: Brand New Screening System for All People
『舞妓はレディ』をバリアフリー完全版で上映し、メガネ型のヘッドマウントディスプレイに字幕を表示させる最新システムを導入。上映後に監督を交えたトークで、映画業界が向かうべきバリアフリー映画の未来を探る。

日時 2014年10月24日(金)
場所 TOHOシネマズ日本橋 スクリーン6
内容 13:00〜15:15 「舞妓はレディ」バリアフリー上映
   
15:15~16:00 シンポジウム「新しい映画鑑賞システムを体験!!」
主催 一般社団法人日本映画製作者連盟、公益財団法人ユニジャパン
共催 経済産業省
協賛 映画産業団体連合会、全国興行生活衛生同業組合連合会、協同組合日本映画製作者協会
協力 エプソン販売株式会社、オリンパス株式会社、日本エヴィクサー株式会社、Palabra株式会社
企画協力 NPOメディア・アクセス・サポートセンター
遠隔文字通訳 株式会社プラスヴォイス
URL http://npo-masc.org/cn15/pg392.html (外部サイト)
UDCastに提供したACR技術について

今回、UDCastへ提供したACR技術は、映像音声に埋め込んだ透かしとタイム情報により、映像とスマートデバイスをシンクロさせる技術です。本技術には以下の特徴があります。

  • 映像音声のみでスマートデバイス間との同期を0.1秒以内の誤差でシンクロ
  •  映像音声とスマートデバイスに表示する字幕のズレなく同期可能。コンサートや舞台のライブ対応も可能。

  • インターネット通信のない環境でスマートデバイスとの同期
  •  建物内や電波や無線LANのない環境でも同期可能。また、映画館、舞台等の通話やインターネット通信をさせたくない施設では、機内モード(携帯電話回線、Wi-Fi回線等の電波発信がオフ)でも同期可能。

  • 既存の音響設備のみでスマートデバイスとの同期
  •  専用の音響設備や特殊な音響設備は不要。映画館、舞台等の既存の音響設備のみで同期可能。映画館や舞台、野球場等の様々なフィールドで実績あり。

  • 音声(可聴音)だけでなく、人の耳に聞こえない音声(非可聴音)での運用可能
  •  可聴音や非可聴音、また、その両方に音声透かしを埋め込むことが可能。映画や舞台等の音声を流せる施設や、博物館や美術館等の音声を流せない施設にあわせた選択が可能。

今後、エヴィクサーでは今回の発表を皮切りに、ACR技術のさらなる用途開発を進めながら、2016年4月に施行予定である「障害者差別解消法」に伴う公共施設などを中心としたバリアフリー化への対応、また2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けてVISIT JAPAN構想の中、日本を訪れる外国人へ向けたマルチリンガル対応の課題に対して有効なソリューションの提供を目指してまいります。

本リリースに関するお問い合わせ先:
  • 日本エヴィクサー株式会社 ビジネスソリューション事業部
    Tel:03-5542-5855 Fax:03-5542-5856

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