プレスルーム エヴィクサー株式会社 - Evixar Inc.

音響通信「Another Track(R)」、第18回茂山千五郎家「江東狂言の会」薪狂言採用のご案内

作成者: 751|May 15, 2017 3:00:00 PM

報道関係者 各位
プレスリリース

2017年5月16日
エヴィクサー株式会社
プレスリリース文PDF


音響通信「Another Track(R)」が第18回茂山千五郎家「江東狂言の会」薪狂言に採用
~スマートグラスMOVERIO『BT-300』上で外国人向け字幕ガイドをARで実現~


エヴィクサー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀧川淳、以下エヴィクサー)は、5月20日に江東区文化センターで開催される「第18回 茂山千五郎家 江東狂言の会※1に、エプソンのスマートグラスMOVERIO『BT-300』(以下MOVERIO(モベリオ))※2上で外国人向けにAR字幕※3で解説するサービスが採用されたことをお知らせいたします。

本サービスにより、劇中の日本語の台詞を英語に翻訳してMOVERIO(モベリオ)に表示することで、より没入感のある演出を両眼シースルー、ハンズフリーで楽しむことが可能となりました。

本サービスは、エヴィクサーが開発した音響通信ソリューション「Another Track(R)(アナザートラック)」※4を採用しております。この技術は「人の耳には聞こえない透かし音(非可聴音)」を通信媒体として劇場のPAシステムを通じてMOVERIO(モべリオ)に演出トリガーを与えるため、電波通信(Wi-Fi、インターネット)設備が必要なく、劇場内の観劇者に一斉同報が可能となります。

エヴィクサーは、今後も音響通信「Another Track(R)(アナザートラック)」を用いて、インバウンド向け解説サービスとして劇場のみならず、2020年に向けてスタジアムでのスポーツ観戦等での活用を目指してまいります。

※1 「第18回 茂山千五郎家 江東狂言の会」
今年で18回を迎える屋外の特設会場で繰り広げられる開放的な狂言舞台です。江東区文化センターの中庭に一日がかりで本格的な狂言舞台をつくり、どこからでも見やすい客席にもこだわり、階段状の座席も設置しています。毎年、観客の笑いが絶えず、特に茂山千五郎家はリアルで親しみやすい芸風であることから、その面白さに魅せられたリピーターも数多くいます。そして、その茂山家の親しみやすさから実現したのが区民との共演です。今年は5名の区民を公募し、本番の数日前から稽古を重ね、本番では茂山家の衣装を着て舞台に出演します。また、江東区在住・在学・在勤の外国人30名を無料でご招待して日本の伝統芸能を英語字幕とともに気軽に楽しんでいただきます。
<公演概要>
公演タイトル: 「第18回 茂山千五郎家 江東狂言の会」
URL: https://www.kcf.or.jp/koto/event/detail/?id=91
公演日程: 2017年5月20日(土) 19:00開演(18:00開場)
場所: 江東区文化センター中庭特設会場(東京メトロ東西線「東陽町」駅1番出口徒歩5分)

※雨天時はホール開始となります(当日15時に決定)

※右上リーフレットのイメージは画面上クリックしていただくと拡大版がご覧いただけます

※2 MOVERIO「BT-300」とはシリコンOLED(Organic Light Emitting Diode:有機EL)ディスプレイにより高コントラスト、高画質の映像を実現、また軽量化と装着性の向上によりMOVERIOの特長である「両眼シースルー、ハンズフリー」でリアルAR表現を実現することができます。

※3 本サービスでは英語字幕のみ対応しております。

※4 音響通信ソリューション「Another Track(R)」とは、スタジアム・劇場・シアター等でご活用いただくための音響通信によるデバイス制御ソリューションです。暗号化したコード(ID)を埋め込んだ非可聴音をスピーカーから送出し、タブレット端末やスマートフォンのマイクでこの暗号化したコード(ID)を取得させる技術であり、スピーカーから暗号化したコード(ID)を埋め込んだ非可聴音を舞台の進行に合わせて送出することにより、暗号化したコード(ID)に紐づいた解説コンテンツを観劇者のスマートフォンやスマートグラスの画面に表示させることができます。

本リリースに関するお問い合わせ先:
  • エヴィクサー株式会社 ビジネスソリューション事業部
    Tel:03-5542-5855 Fax:03-5542-5856

「Another Track(R)」はエヴィクサー株式会社の登録商標です。

「Another Track(R)」はエヴィクサーが独自に開発した音響通信ソリューションで、取得済みおよび出願中の複数の特許によって構成されています。

お問い合わせフォーム