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プレスリリース
エヴィクサー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀧川淳、以下エヴィクサー)は5月21日(日)~6月29日(木)で赤坂BLITZ等のコンサート会場で開催された「NTT DOCOMO presents MIYAVI 15th Anniversary Live “NEO TOKYO 15”」においてロック音楽ライブの大音量環境下で音響通信を日本で初めて(※1)実現した。
今回、「NTT DOCOMO presents MIYAVI 15th Anniversary Live “NEO TOKYO 15”」ではロバスト性に富んだ音響通信「Another Track(R)」が採用され、都内15公演のライブ会場(※2)で来場者が持ち込んだスマートフォンに対して音響通信を実現し、ライブ会場に限定した特典動画再生、オーケストレーションの再生、サイリウム演出などを行なった。
一般的に音響通信は、音に情報を載せて通信を行うため、透かし音以外の音の成分が大きい場合に通信が難しくなるとされていたが、音響通信「Another Track(R)」が大音量環境下でも動作することが実証された。
Wi-Fiなどの手段で同じことを実現するには、輻輳などの問題から大規模なシステムを導入することが必要となるが、音響通信の場合は付加的な小規模スピーカーシステムを用いるだけで実現できることから、音響通信による一斉同報通信の有効性が示された。
※1 2017年6月29日 エヴィクサー調べ
※2 都内15公演のライブハウスは以下の通り
赤坂BLITZ、代官山UNIT、Zepp ダイバーシティ東京、下北沢ガーデン、渋谷duo MUSIC EXCHANGE、LIQUIDROOM、TSUTAYA O-East、渋谷Clubasia、TSUTAYA O-West、渋谷WWW、渋谷WWW X、渋谷CLUB QUATTRO、新木場Studio Coast
Another Track (R)は、「暗号化したデータを埋め込んだ特殊な音」をスマートフォンやメガネ型ウェアラブル端末、ロボット端末などのデバイスが認識すると、そのデバイスをリアルタイムにコントールできる音響通信ソリューション。
「暗号化したデータを埋め込んだ特殊な音」が流れると0.1秒以内にデバイスで認識されるため、舞台やライブ会場などでリアルタイムに配信可能。また、電波のない環境や機内モードでもデータを伝達できることや専用の音響設備が不要であるため、一度に多数の利用者が集まる場所で一斉同報通信が可能であることから、舞台やライブ会場に容易に導入することが可能。
「Another Track(R)」はエヴィクサー株式会社の登録商標です。
「Another Track(R)」はエヴィクサーが独自に開発した音響通信ソリューションで、取得済みおよび出願中の複数の特許によって構成されています。